2018/06/08

Tesla 組立時間と福音派と地方大トイレ

週に 6000 台生産すると言う。1台当たり組立に要する時間は 1.68 分にしかならない。九州日産は1台当たり1分だそうだから,トヨタの組立工場を入手したものの,なかなか生産数が伸びない。
ブルーカラーの大切な技術やリソースを全部海外に持って行ったのに、残ったホワイトカラーの部分を改革しなかったからです。
これは合衆国にもあてはまりそうだ。北鮮労働者は世界最良の自動車組立工になると,数年前から私は言ってきた。トランプもそれに近い考えのようだ。北鮮の体制保証を明言した。この動画では見えないが右後方にリビア方式に固執していたボルトン補佐官がいる。日本のマスコミがトランプの発言を報道せず,何故補佐官に過ぎないボルトンを重要視するのか。本末転倒ではないか。

キリスト教福音派
トランプの根強い支持層は貧困白人層だと言われている。本当だろうか。貧困層が選挙民登録してまでして投票するだろうか。実際は納税し保険も支払っている白人層だろう。ただし,子供を大学に進学させられない層だろう。進化論は聖書に反しているとして禁止している自治体が結構ある。そんなキリスト教右派に福音派がある。福音派の 70-80 % がトランプに投票したそうだ。下の写真は福音派によるホワイトハウス内での祈りの様子だ。
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FBI が2人の女との関係に対するトランプの支払いについて弁護士オフィスを捜査したり,さらにトランプ選挙陣営にオトリ捜査をするとは,司法の独立があると感心させられるより,国家権力の凄みが怖ろしい。中間選挙では勝てるかもしれないが,よほどの実績もしくは戦争でもしない限り,この種のスキャンダルは福音派の支持が得られたとしても,他のキリスト宗派からの支持は見込めないのではないか。女好きという点で,北の指導者とトランプはウマが合いそうだが。

わが市出身の元総理は女に3本指を立てて,その醜聞で辞職した。さて,合衆国大統領はどうなるだろうか。これが南欧のフランスイタリアの大統領首相なら何の問題はないのだが。両国はカソリックなので懺悔すれば,宗教上の罪は許されるからだろうか。そう言えば,イラクに大量殺りく兵器があると国民をだましてイラク侵攻したブレアはカソリックに改宗したと思い出す。合衆国のカソリックはトランプの醜聞に寛容なのだろうか。そりゃそうだな。ローマ教皇の息子を甥と称して,皆納得していたくらいだ。

キリスト教とは男が女子供を支配 Control する都合のいい宗教だと思う。それなのに何故,日本に普及せず韓国で広まったのか。儒教の男尊女卑,キリスト教とで韓国の女は絶望的だな。政治を避けていた福音派が政治に関与し始めた。日本では創価学会,そして日本会議もそうかな。

自民党1855万5717票
立憲民主党1108万4890票
希望の党967万7524票
公明党697万7712票
共産党440万4081票
日本維新の会338万7097票
社民党94万1324票
日本のこころ8万5552票
諸派64万3655票

上記は 2017 年衆院比例代表制の投票結果だ。面白いのはマスコミに弱小と呼ばれる立憲民主と希望を合わせると自民を超える。実際は自民一強ではなく,単に公明党との選挙協力と党内での求心力による。この数をまとめるのは総務官僚である。旧内務省だ。経産省と財務省が総理を忖度して,距離を置くのが文科省,総務省とは面白い。宗教団体の所管は文科省である。合衆国が開港とともに要求したのが宗門改めの廃止であった。キリスト教に危機意識を持った明治政府は対抗すべく廃仏毀釈と国家神道整備を目指した。幕府とは異なる宗教政策を誇示したかった面も大きいだろう。江戸期の思想である仮想の現人神は実に都合がよかった。日本の天皇は神になった。新聞に元号変更騒動の様子が記事になっていた。お役人はプログラムできないので変更が大変らしい。システム変更に併せて,日本に反日勢力が戦争を仕掛ければ勝てるかもしれない。現人神の負の側面が目立つようになった。

聖公会(英国教会)の首長は女王である。戴冠式の際の両手に持つ聖具を見れば,その神聖さがわかるけども,国王は所詮人間である。王権神授説として学校でならった。日本の天皇もそれを目指したのだが,抽象思考の苦手な日本人にとり God を信じるのは不可能というか,バカバカしい。そうかといって,イスラエル国民のような無神論でもない。甘やかされていたお坊ちゃんを政府が学徒動員した際,天皇の臨席はなかった。神宮外苑で唄われたのは「海ゆかば」だった。政府から求められたのは精神ではなく肉弾だった。読売新聞に特攻の父,大西中将は,諸君は生きて既に神であると鼓舞した。米軍が比島に上陸すると,日本海軍は検討を重ねていた航空特攻を開始した。現代のジハードと同じ現象だ。

聖書によれば,人類最初の殺人は神の寵愛をめぐる嫉妬による兄弟殺しだった。旧約世界は暴力の是認である。新約筆記者は隣人愛を説いたが,後世の政教一致ではキリスト教は権力と不可分になった。異教徒異端の殲滅を広言する福音派の指導者をみると,ローマ教皇がまともにみえるから不思議だ。

昭和天皇は陸海軍を統帥したけど,徴兵の兵卒は官吏ではないので対象外だった。明治体制の天皇は官僚のためであって,臣民の民は建前であった。実際,中曽根が靖国参拝した際,民の指導者としてではなく,「臣」と記載した。恐らく歴代総理も同じだっただろう。彼らは心中,天皇に対して責任を感じていた。

凄惨なレバントの歴史のなかで,弱小部族の集合体だったユダヤ族が唯一神と律法を創生して,掲げたのは「虐げてはならない」が根本原理だった。

指導者に盲従するスポーツ組織をみて,陸海軍を思い出した。善悪の判断を日本人はうまくできない。それを咎めたのが,またしても合衆国極東軍事裁判だった。日大監督も前財務局長に悪の意識は全くないだろう。よかれと思った行為の筈だ。東條らは人道に反する罪で断罪された。当人は「はあー?」と思ったに違いない。

日本人の子供がアメリカの子供と遊んで覚える言葉に Fair がある。日本は対日経済制裁に対して WTO に提訴する準備を進めている。規則,基準,条項いろいろあるが,道義的にどうなのか。ムラ意識の強い共同体の日本とキリスト教義の自治体の集合体が合衆国だ。排他的になっている合衆国にどう付き合か。古代キリスト教父は祖法の割礼を廃止して,ローマ帝国に浸透した。ムラの倫理と自由精神をどう融合させられるか。これを克服できるのはどうみても明治精神ではないだろう。革命もどきが必要なのだが,日本より先に台湾,朝鮮さらに中国が到達するかもしれない。中国には革命思想(王朝交代説)があるからだ。日本には万世一系の天皇しかない。日本に突然変異はない。台湾は総統を直接選挙で選ぶ。活発な企業活動をみると,個の精神が日本より活かされているようだ。

衰退していく日本のなかで,改革に成功する自治体が出てくるだろうか。江戸期の幕藩体制でも改革に成功したいくつかの藩があった。世襲社会でがんじがらめながら,やりようによってはできた。綱紀粛正と人材登用のたった2点である。これを現代に置き換えれば,どんな政治家を選ぶかと「利他」だろうか。日大監督も理財局長もお家の「利己」に囚われた。違法行為ではないが,道理がない。政治家に利他心を求めるのは不可能に近い。そのための政党だ。手間暇がかかるけれども,議論選挙を重ねて変な政治家政党を淘汰していくしかないだろう。そのうち人望のある指導者が現れるだろう。橋下が忖度されるような政治家でないとダメだと発言していた。彼がリーダにならなくてよかったと思う。彼が排除されて,それなりに日本の民主義は機能しているのか。ただし,無能世襲政治家の妙な過信が,江戸期の神輿として担がれていると自覚していた藩主と大きく異なるところだろう。

21世紀のアメリカ人には不寛容の精神が充溢しているようだ。合衆国に踏まされる踏み絵を拒否できないのが辛い。

直近の我が政府のスキャンダルにしても,官僚政府が国益のため公文書書換をしたとすれば,最高裁まで争えば裁判になっても敗ける事はないと思うのになぜそうしないのか。背後に合衆国の意向があるのかもしれない。ドラマ Game of Thrones では原理主義者の高僧が聖堂もろとも爆殺された。清貧をモットーとし,異端の烙印をおされたカタリ派がモデルだと思う。ピューリタンと福音派がどんな関係にあるのか。合衆国のキリスト教事情がわからない。何となく太平洋戦争時の原爆同様 酷い目に遭うかもしれないと思う。韓国はキリスト教国なので,在日を排斥するのは合衆国の排日感情に油を注ぐようなものかもしれない。カジノ利権を在日に与えるのもいいかもしれないが,分かりやすいのは朝鮮学校への優遇制度だろう。国籍条項を外して,学校教員への割り当てもいいかもしれない。それくらい配慮しないと,合衆国民からそっぽを向かれたら元もこうもない。Wiki によれば,合衆国のアファーマティブ・アクションは問題山積のようだ。我が政府は明治 150 年を祝うけど,在日も琉球処分も明治政府のつけだろう。どちらも薩閥が深く関わっている。西日本の大陸指向はロクなのがいない。

人口が半減するくらいなのに,領土紛争を韓国中国ロシアと抱え込んでいる。どれもが軍事大国である。しかも中露は核保有国である。日本は合衆国の傘がないと,生存できない。合衆国民の心証を良くするためには,奇妙なナショナリズム国粋精神は害ばかりだろう。日本に諜報機関があれば,非合法の情報収集,買収さらに諜報員も配置できる。日本とり必要なのは中韓のクソ情報ではなく,合衆国のディープな情報だ。合衆国のエルサレム大使館の移転でも,イスラエルの諜報機関モサドはトランプをどう評価しているか。トランプ政権とイスラエルの共通目的はイランの排除だろう。合衆国中間選挙がどうなるか。気になるのはユダヤ資本を代弁する WSJ がソフトバンクの次期ファンドに否定的な事だ。先のピジョンファンドの最大投資元はサウジ政府(王家)だった。本来なら,ウォールストリートのファンドが受託するのが妥当とニューヨークのユダヤ資本は考えていた筈だ。やり過ぎは咎められるだろう。

合衆国のユダヤ資本によるドルがなければ,日露戦争は英国から軍艦兵器を購入できなかった。その償還が終ったのは太平洋戦後,高度成長期である。それほど戦争はマネーになるのだ。合衆国は韓国に多額の投資をしている。韓国財閥に貸出している銀行の資本は合衆国資本である。ソウルは北鮮の長距離砲の射程内である。ソウルに潜んでいる北鮮砲撃観測員により,砲撃は正確無比だろう。合衆国による北鮮侵攻はあり得ないのだ。

イラン侵攻があれば,原油価格が急上昇して合衆国石油産業も大いに潤う。イラン政権が転覆して親米政権ができればその利権も手に入る。日本のイスラエル大使館をいつエルサレムに移転するか。我が外相はドイツ外相と共同歩調を確認した。中韓は口をつぐんだままだ。合衆国大使館移転式典に応じた国々の分布が実に興味深い。最も近い国でもグルジアである。外交上手の仏教国タイが応じている。親中露国というか衛星国は軒並み参加していない。招待に応じた核保有国は合衆国のみ。祝賀式典に参加する度量は安倍政権にはなかったようだ。

日中領土紛争あるいは日韓領土紛争が拡大したら,どれだけの国々が日本を支持してくれるだろうか。中国は核を持っているので屈服するしかないだろう。日韓だと,合衆国の福音派などが韓国支持だろうか。河野外相はドイツ外相とではなく合衆国国務長官に電話すべきではなかったか。原発は原油が急騰したからといって,すぐに稼働できない。
雲行きが怪しいロシアゲート問題の捜査状況などに鑑み、自らへの弾劾を避けるためには最低でも中間選挙における上院での勝利を得ることは必須の状況だ。つまり、トランプが任期中に歴史的偉業を成し遂げ、なおかつ自らの立場を維持するには、中間選挙で勝つ以外に道はない。
まあ,合衆国のキリスト教とトランプ大統領にはいろいろ問題があるにしても,それなりに法治民主国家であるのは確かなようだ。日本は与野党とも財政赤字拡大先送り政策のポピュリズムの選択しかない。野党の外交政策はないに等しい。TPP11 批准に反対した。戦前外交の最大の失敗は孤立した事だろう。それを省みれば,外交は損を少ししたくらいが丁度いい。仮想敵の中韓露が加盟していないのは好都合だ。どうせ損をするなら,友好国が得する方がましだろう。つまり日本と交易したいなら,友好的であるべきだ。トランプ政権が FTA を望むのに麻生の発言は不味かった。首相が交渉担当を茂木に替えたのは妥当だ。核の傘の代償はそれなりに提供しなければならない。米中関係が深耕すれば,沖縄横須賀の価値は下がる一方だから仕方がない。それが嫌なら核武装するしかないだろう。ノーベル平和賞を受賞した佐藤は核オプションを検討したが,突然の米中和解によりその政権は終わった。NATO 諸国のドイツ オランダ ベルギ イタリア およびトルコのように合衆国との核シェアもできない日本。合衆国との交易での譲歩は安全保障上,どうしようもないのだ。幕末日本が合衆国と締結した不平等条約は56年後,列強最後の改定国は合衆国だった。日露戦争がその改定を早めた。基本的に国境変更と外交条約改定は戦争が素になる。

1.中国の独立は対日戦遂行のため,合衆国主導による列強租界の返還による
2.朝鮮独立はカイロ宣言の結果
3.パレスチナ領土問題は中東戦争につきる

合衆国が仲介したオスロ合意は同様に合衆国がエルサレムをイスラエル首都として認定して政策が転回した。1995 年合衆国議会はエルサレム帰属に関して決議した。以前の福音派は政治に不関与の立場だったが,変わった。地球が平らだと信じていた時代に書かれた聖書を絶対とみなす福音派は厳格な合衆国ユダヤ教徒より宗教心に篤いというか,不寛容になっている。エルサレムが神により与えられたとする割合は在米ユダヤ人だと 40% に過ぎないのに,白人福音派 White evangelical は何と 82% だ。

神の存在を信じる割合が実に面白い。

Jews by religion     34
Jews of no religion 18
Protestant
  White evangelical 93
  White mainline    63
  Black                  93
Catholic
  White non-Hisp   71
  Hispanic             58
Unaffliated            30 

ちなみにイスラエルでは無神論者が過半数を占めるから,在米ユダヤ人の神の実在の信仰する割合は妥当なところだ。合衆国民の宗教心が世界的に異常なのだろうと思う。その合衆国議会が日本の従軍慰安婦問題で 2007 年に決議した。応接を間違うと,排日にまた火がつきそうだ。福音派は男が女子供を支配する宗派なのせいか,トランプの性醜聞に寛容なようだ。ダビデ王の性の放埓さも関係しているかもしれない。福音派が従軍慰安婦問題にも寛容であって欲しいが,どうなのだろう。日本の原爆報復を恐れる合衆国キリスト教徒が,朝鮮に肩入れして日本を牽制すると考えるのが妥当だろう。特攻をする神がかりの日本人と考える合衆国キリスト教徒は日本の核保有を認めないだろう。聖書に記載されている報復が怖いらしい。

成長が鈍化する韓国経済と朝鮮統一
韓国の長期金利は合衆国を下回るようになり,日本を追い越すのに時間がかかりそうだ。合衆国はもう韓国に投資しなくなるだろう。韓国が朝鮮統一を目指すのは国家戦略上,理に適っている。市場と労働力が格安で手に入る。長期金利も上がるだろう。
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 一方,韓国の成長が鈍化すると,国内 GDP の 3/4 を占める10大財閥への怨嗟が生じる。政財官は国民の不満のはけ口として,従来の反日をかざすとみなすのが妥当だろう。韓国民を懐柔するにはどうしたらいいか。手っ取り早いのは韓国製品の購入だろう。K-POP,韓ドラ,石油製品,電子機器,家電そして自動車だろうか。最も韓国民をくすぐるのは兵器だろう。価格も安くコストパフォーマンスのいい兵器は世界一高価な三菱重工製の代替としていいのではないか。韓国は仮想敵だが,背後の合衆国白人福音派の脅威を考えたらやむを得ないのではないか。対日原爆投下は神の意志と考える輩だからどうしようもない。欧州各国は心底ではドイツを好かないけど,ドイツ産戦車は英仏を除いたら事実上,欧州標準になっているのも参考になるだろう。

とりあえず,自走砲K9かな。国産と比較すると3輛買える。韓国が輸出を渋ったら,対日侵攻は本気だろう。そんな姑息な手段より,自衛隊の兵器を合衆国製に統一する方がまだましか。国際価格より割高でも国産より高くなる事はない。

バカな識者が国産戦闘機を主張しているが,開発期間の長期化,開発費高騰,製造コスト増大は日本の防衛力整備の不安定を召致する。MRJ の開発に難儀するような三菱重工に国産戦闘機開発を委ねるのは「烈風」の悪夢を思い出してしまう。反面,川西は半年で紫電改の設計試作をやり遂げた。三菱重工は兵器開発製造に不向きの会社だと思う。何故か,多分お役所みたいな会社だからだと思う。

実際,APWR 開発から手をひいたようだ。国内市場は期待できないし,海外は韓国製に勝てないと諦めたのだろう。日立の ABWR は英国首相の融資保証の確約を得たようだ。中英協商にもかかわらず,中国を選択せず日本なのは英国産核燃料の運用が関係するからか。英仏の核燃料ビジネスは日独が原発廃棄なので困っており,その一方で中国は核燃料を自前再処理を目指すからか。

かつてのオーストリア帝国は大国に中立を保障されて,欧州小国となった。どこまで領土を縮小すれば中韓露は合意してくれるだろうか。北方4島はもう諦めよう。北方は合衆国との重要な通商航路があるから尚更だ。トランプ政権はハリス太平洋軍司令官を駐韓大使に任命した。これも選挙対策なのか?

私はこれまで,憲法改正する前に安全保障上,やる事はいくらでもあるだろうと言ってきた。上記の政党得票数を眺めているうちに,国民に2者択一を委ねるのは白黒をはっきりさせ,いいのかもしれないと思う。とりわけ創価学会がどう判断するのか。国民主権が明らかになり,天皇官僚制の否定にもなるからだ。改正憲法の発布も徳仁天皇による新時代の象徴で好都合だろう。後 100 年もすれば男系皇統が絶えて,また憲法改正して共和国になる。そのための憲法改正予行にもなる。側室制度の復活と女天皇の可能性もあるか。

トイレと避難
これは一般の法律同様,改正が簡単だ。側室制は憲法違反かな,とすれば女天皇か。悠仁さまの子種能力次第か。幕末の家定は生殖能力がなく,後継将軍職を巡る争いが日本を揺るがした。Y染色体は生物学上,ひ弱だ。惰弱な男王は避けられないのだ。幕末のような混乱を避けるには,皇室典範改正を今から準備しなければならない。天皇を現人神とすれば,憲法を超越しているから側室もありかもしれない。どうなるのだろう。神がセックスもし,糞もする。天皇ともなると,自由にトイレが使えないらしい。行幸は天皇のトイレも定められている。ルイ14世太陽王の時代,あの豪華絢爛のベルサイユ宮殿でもトイレがなかった。パナ製のガラストイレ報道(宣伝)をみて,なるほどと思った。

トヨタ系の自動車工場のトイレはタイル張りで明るく立派だが,Tesla の工場はどうだろう。西欧は階級社会である。役員専用トイレ食堂は豪華である。Tesla のトイレ気になるな。私の学生の頃は職員専用トイレがあり,洋式は少なかった。東工大は教職員と学生のトイレが共同で驚いた。東大も同じだったような気がする。私学の雄,早慶はどうなのだろう。文面からすると,共同で豪華だ。日大のトイレも立派だ。どうも地方大学のトイレは貧弱なようだ。大阪府大も質素だった。近くに滋賀医大がある。実験棟のトイレ灯は点滅状態で中も暗くみすぼらしい。仕事柄,医大をいくつか訪問したが,地方公立医大はどこも同じ状況だ。京大は立派だった。これも格差なのだろうか。まあ見栄をはってもしょーもないが,女性研究者には論外のトイレだろう。暗くて化粧はどうみても不可能だ。それとも女用は明るく立派なのか?

合衆国のシカゴ大の壮麗さとスラム街の悲惨さを思えば,まだましなのかもしれない。オバマはシカゴ選出議員だった。金持ち白人と貧乏白人の党である共和党とヒスパニック黒人の支持が多い民主党。トランプ政権に追従するの仕方ないにしても,何か工夫がいるだろう。ハワイの日系は伝統的に民主党支持である。親韓のマイクホンダが落選して,親中反日のインド系が当選したそうだ。選挙でそれなりに淘汰されるようだ。親韓日系議員よりはマシだ。6月に滋賀知事選がある。JR労組出身の現職と,
近藤氏は中学校教諭を経て、滋賀大で副学長や経済学部教授を歴任した。近藤氏は、建設凍結中の大戸川ダム(大津市)をめぐる見直しの動きなどを批判し「県民の審判を得る必要がある」と述べた。
近藤は元教師だ。どちらが,原発事故の際の避難指揮ができるか考えている。原発反対論者だから,適切な避難の指示命令ができるとは限らないだろう。避難の丸投げをするのは県庁役人としても,役人を叱咤できるのはどちらだろうか。どちらもしない可能性の方が高いか。3.11 のフクシマ知事は事故時,山を越えて後方に退いた。沖縄戦での沖縄県庁と警察の対応を調べてみようと思う。警察組織は戦前戦後も変わらない。

大津市長は原発事故避難訓練を実施した。優れた指導者の資質がある。残念ながら,市長には警察自衛隊の指揮権がない。現知事は原発避難訓練に関心がない。とすれば,全くもって不明だが 68歳の爺さんに投票すべきなのだろうか。普通の老人なら大脳機能低下により,瞬時の判断行動はできない。例えば,災害現場から送られた映像をみて即断できるかどうか。この年齢なら静止画でないと無理だろう。トランプみたいな爺さんは別格だろう。

改革開放とトイレ
北鮮工作員が取り扱った禁制品記事が興味深い。パーム油,石鹸,イタリア産ワインそして重機。その資金源も密輸だった。こんな国家でも朝鮮統一よりはましか。合衆国もパナマのノリエガ将軍とかチリのピノチェト将軍を大目にみていた。この微妙な時期に WSJ がこの種の記事を掲載するとは。

学生運動が終焉し,豊かになりトイレも洋式になり,きれいになっていった。習近平のトイレ運動も日本の実情を考えれば,一理ある。地方医大実験棟のトイレ何とかならないのか。地方医大のラボが閑古鳥が鳴き,京大医学部は熱気ムンムンだ。子供を自由学校に入学させる前に,トイレを確認したら,酷かった。家人に助言したら無視された。毎年,冬になるとロノが発生した。建学理念は立派だが,内実が伴わない。ある在学生がいたずらして学校法人の看板を宗教法人と書き換えた。当時はオウム騒動があったので,子供の感受性の高さに驚いた。私には学校指導者が教祖のように見えたら,子供は正直だった。古代ローマのキリスト教は女,貧困層から広まり,兵士も汚染され皇帝も改宗するに至った。マルクスが新約聖書からヒントを得た共産主義も似たようなものだった。

北鮮は 2012 年にマルクス主義と決別したようだ。マルクス思想が世襲の障害になったのだろう。私の子供も通った学校法人も世襲になりそうな気配である。韓国の財閥企業も世襲である。京都の名だたるブラック企業は〇〇イズムと称され,創業者は教祖扱いだ。財団を介して経営と所有を分離できるかどうか。競争が激しいと世襲企業は3代が限度だろう。韓国の名だたる財閥もたかだか 100 年だろう。日本の財閥系も経営と所有を分離していた企業は生き残った。

イスラムの歴史学者は奢侈で王朝交代が起きるとした。国民は飢えているのに北鮮指導者は過度なまでの肥満体である。石鹸が不足するような国がワインを輸入する。パーム油も石鹸生産のためだろうか。ソ連時代の鉱山で石鹸の支給を求めてストライキが起き,やがてソ連は崩壊したが,北鮮はそうはならない可能性の方が高いと思う。朝鮮は日本同様,華北とかイスラム社会のような革命が起きない文化だろう。ハンガリー動乱,天安門事件,アラブの春とは異なる社会だろう。太平洋戦争末期,日本は飢餓状態になっても反乱は起きなかった。

日本の極左運動は豊かになりつつあった大衆の支持を得られなかった。大戦中ドイツの食糧事情は英国より良かったのに,クーデータ事件が複数回起きた。北鮮の体制を活かしながら,日本の安全保障を考えるべきだ。朝鮮統一は悪夢である。韓国にも光州事件をみればわかるように地域間のわだかまりがある。合衆国の西海岸排日州同様,韓国の反日にも濃淡がある。トヨタマツダの共同工場がディープサウスと称されるアラバマに建設される。ハリウッド映画のアラバマ物語の州だ。一方,トヨタはロシア工場を閉鎖した。北鮮は世界最高の自動車組立工場適地になる。

ロシアコネクション,脱税疑惑,買春問題,対日経済制裁といろいろあるが,トランプは凡庸な世襲政治家とは異なり,日本だと信長タイプのような指導者だろうか。信長は権門体制を壊すためにも,耶蘇を歓迎した。トランプの福音派に対する態度も似たようなものだろう。大した爺さんだ。

公明党と福音派
終戦直後の衆院選結果をみたら,保守がやっと過半数だった。20% 弱が左翼の日本社会党だった。現代労組の連合はもう右翼だし,戦前の翼賛体制に近くなっているのに何故,自民が憲法改正に踏み切れないのか。なんだかんだと言っても,公明が足かせになっているのだろう。公明と国民民主を入れ換えれば,実現しそうだ。何故できないのか。合衆国の福音派と同じで,創価学会票は自民に欠かせないのだろう。

投資と負債
ついにマキロンが『モデル3をすぐさま生産すれば同社は「資金を失い破綻する」と認めた』そうだ。テスラに電池を納入しているパナの設備投資はどうなるのだろう。株価が反応しない。電池製造設備は半導体に比べたら多額ではないのでパナくらいになると,どうもないのか。

今,東芝の株を買おうか,どうか迷っている。将来性はないけど,安い。バブルの頃に米英に設立した基礎研究所が閉鎖にもならず,存続していた。大したものだ。量子光学に力を入れている。IBM も Quantum Computing だ。この研究成果で何が期待できるのかわからない。東証利益ランキングをみたら,日立とずいぶん差がある。トヨタと日産の関係みたいなものか。トヨタ日立と比べると,日産東芝は研究開発を優遇しない感じがする。東芝の利益はパナ,三菱電,三菱ケミそしてスズキと同じ程度だ。スズキ会長がもう単独での研究開発はできないと明言していた。東芝パナほどの利益単独で研究できる分野と言えば,電池の他に何があるだろう。三菱の御三家の三菱銀行と三菱商事がランクインしていない。東芝はメモリ部門を売却して,来期は利益ゼロだそうだ。収益部門がなくなり,どう負債を償還するのだろうか。PC部門も赤字らしい。買うのを止めた。財務担当者が「パソコンについては、世の中にとって非常に有益な事業で発展させていくが赤字は困る」と述べている。これからPCは消えていく道具だろう。何か経営陣の認識がずれているな。

もう一つの選択肢はバイオだ。遺伝子工学による製薬,化学部門の企業を探しているが,国内上場企業だと,大規模投資している企業が皆無だ。バイオケミストリに投資しそうな会社が見当たらない。中国のバイオ企業とかを調べた方がいいかな。ターゲットはアレルギ疾患,リウマチ,抗がん剤。阪大が IPS を用いた治療を申請した。これは若返りだろう。心筋が可能なら,顔面筋皮膚もできるのか。男の禿げ,女の若返り願望を考えたらとんでもない市場だ

現実の収益源がどうなっていくか。借り入れの多い会社をみると,インフラ部門が多い。原発を稼働できたら,どんだけ国民経済の負担軽減になるか。トランプ政権が自動車関連での 25% 関税調査を開始する。国内の自動車部品製造業は終わりだな。これは,かつて合衆国向け雑貨(缶詰,加工木材,金属器),繊維,鉄鋼,TV,半導体そして自動車が辿ってきた道だ。仕方がない。これが嫌なら FTA を結ぶしかないだろうが,じき自動車産業は中国のものになる。執着しない方がいいだろう。

以前にも書いたが,米中と競合しない分野で日本は立国すべきだ。参考はスイス,オーストリアだ。

地盤沈下が目立つ関西経済だが関電の大飯4号が稼働すれば月 100 億円の燃料費削減になる。東電東北電との電力料金の差が大きくなれば,関西の競争力アップになるかもしれない。東電東北電優遇の護送船団方式を止めて欲しい。台湾の屋台に青森産りんごが並んでいる。物価を勘案した一人当たり GDP の指標である PPP は日本の凋落が激しい。米中と競争しようとするからだ。下図に日台の PPP 推移を示す。
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台湾は華僑の歴史のせいか起業精神に溢れているようだ。アベノミクスを擁護する学者の言うように確かに日本も成長しているが,日本は先進諸国の成長の波に乗れていないようだ。国民全体がお上に追従する江戸明治時代と変わらないからではないか。空気を読む文化が個の精神を蝕んでいるのだろう。

現総理もいつかは辞任する。憲法改正できない腹いせに辞任直前に,靖国参拝するのではないかと危惧している。憲法改正の国民投票をして,中国人民に日本民主主義の真価を示す方が効果的ではないか。国民投票に反対する政党こそ売国奴なのかもしれない。ナショナリズムの高揚と全体主義は重なる。多分,公明と共産党は投票に反対するのではないか。どちらも自由意志を嫌う組織だからだ。

あの英国民ですら,EU離脱の意志を示した。合衆国の右傾化はもう止まらない。まさか安倍総理が孤立を選択するとは思わないが,戦前の歴代首相は大衆と軍に迎合して国際的に孤立していった事実は大きい。戦前も現代も国際=合衆国である。オバマはヒロシマを訪問してくれたではないか。それとも,オバマ政権と異なり首相靖国参拝に関して「失望」ではなく,トランプ政権だと「歓迎」になる可能性もある。西海岸の排日州がどうなるか。
Certainly the SS officers who were buried at Bitburg, Germany—where President Ronald Reagan in 1985 caused a storm by visiting on the 40th anniversary of V-E Day—were connected to the horrors of Auschwitz. And while there is something understandable in solemn visits of Japanese officials to the Yasukuni Shrine in Tokyo to honor the 2,466,532 names of the dead found in the Shinto shrine’s “Book of Souls,” many of those men left a trail of 20 million dead throughout Asia and the Pacific from 1931 to 1945.
参考
2018/06/04

温暖化と農業と風刺映画

イラン情勢のあおりで原油価格があっさり $70 を超えた。
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どこまで,いつまで上昇するのかうまい具合に予測できれば儲けられる。日本商社は資源価格が上昇してどこも業績を上げた。先物市場で益を出すのだろうか。それとも大口顧客との約定と為替益が絡み合った複雑なものなのだろうか。上図は WSJ によった。日経も春の無料購読を実施しているけど WSJ がお勧めだ。日本の報道バイアスから逃れられる。

日本がそれいけドンドンの頃は,商社が北米穀物市場に参入したが,その後撤退した。巨大商社の情報と資金力でもシカゴ穀物相場に翻弄されたのであろう。多分,手に負えなかったパラメタの一つが天候だったのではないか。合衆国穀物農業は天水に頼っている。日本の水田は灌漑だから,随分異なる。中国漢代の北部豆作は常に雨量に左右された。均田制の「田」とは田んぼではなく畑を意味している。華北の制度だから当たり前だ。隋唐代になると,華北都市の食糧は華南の米なくしてあり得なくなった。古代ギリシャは黒海の小麦,古代ローマはイスパニアとエジプトの小麦に依存していた。古代ギリシャローマ文明は輸入穀物で成り立っていた。江戸大阪が日本各地の米に依存するようになるのはたかだか江戸期である。その名残か,現代でもコメ輸入自由化はあり得ない。。。中国は大量に穀物を買い付けている。北米南米産穀物の最大輸出先は中国である。日本のように米を神聖視する事はない。中東の経典の民が神に捧げるのは「羊」である。このあたりの文化の違いが国粋精神の源だろうと思う。

エデンの園を追放されたアダムは耕さなければならなくなった。聖書では労働を骨折り仕事と訳している。だから日本のように農耕を神聖視する事もない。神に罰せられたが故の農耕である。地球温暖化の原因は産業革命以降とし,工業化が諸悪の根源のように言われている。しかし,どうも地球規模でみると農業が最大の CO2 発生源 30% らしい。これは日本農業の産する CO2 を想うと意外な事実だ。地球環境負荷の最大は農業で,その目的は食糧だから,最大負荷はヒトというまっとうな結果となる。地球人口の抑制はほぼ不可能だから,食糧増産に伴う CO2 濃度増大は止まらない。地球温暖化を避けるのではなく,それに対応していくしかないのだろう。
実は農学者にとって、地球温暖化問題はあまり歓迎できるテーマではありません。 農業が大きな原因の一つとして批判されているからです。
日本では農業は衰退産業だが,地球規模だと最有望産業となっている。それでも,頭では理解できても,なかなか実感できない。メノナイトの一派の祖先が迫害を避けドイツを脱出,西欧を放浪したあげくロシア皇帝の庇護の下,ロシアに入植,共産化による迫害後,カナダへ離脱やがて北米,メキシコに拡散そして今では南米に達した。彼らは定着先々でも言語(ドイツ語)を捨てない。プロテスタントの弱小一派があたかもユダヤ教徒のように教え習慣に固執している。ユダヤ人は農業を禁じられ,賤職(医業,商工業)に従事したが,メノナイトは頑なに農業に徹している違いがある。メノナイトの栽培した大豆,トウモロコシが中国に輸出されている可能性だってある。啓典の宗教各派は捩じれに捩じれている。空恐ろしい。

ゲルマン諸語族の源郷の一つがアナトリアとされている。人類は地球温暖化と寒冷化に応じて,移動を繰り返している。ユダヤ族が宗教的迫害をアイデンティティの根幹として以来,今では韓国民もそれに重ね合わせている。一方,稲作を日本に持ち込んだ渡来系は畿内と一部の西日本を除けば多数派を形成しなかったようだ。丘陵に居住する原日本人と湿地帯で水耕する大陸系に分かれたのかもしれない。明治に至るまで,為政者は変わっても耕作民に大きな変化はなかったようだ。江戸期まで経済の多寡は石高で表され,税金が金納に変わるのは明治である。太平洋戦争時でも小作料は物納であった。こんな国民が官兵となって,米兵と戦っていた。それでも,政府は国民(農民)の戦争支持をつなぎとめるためにか,農務省は小作料の軽減を強制化していた。結果的に国民皆兵が平等化を促進した一面もある。ただ,抑圧教化されたのは精神とりわけ自由であった。

日本農業の米は聖域と称される。実際,天皇陛下が田植えと稲刈りを皇居で行い国家神事となっている。こういった風習はオセアニアくらいではなかろうか。水田に水がはられ,灌漑用水の音が聞こえてくる。わが市は農業用水ネットワークの上に住宅地が形成されている。宅地のなかに用水路が縦横に走っている。琵琶湖岸の微妙な高低差を水路が巡っている低湿地帯である。野洲川に堰があり,そこから取水している。琵琶湖にいくら多量の水があるからといって田に導水できない。市水の水源は琵琶湖である。飲料水より農業用水が清浄な都市である。それが当たり前である。日本の政治を説明するのに稲作治水説がある。異論異端が生じない文化とされる。合衆国ではトランプ大統領のパリ協定離脱を巡り,United States Climate Alliance が発足した。全国市長会とか知事会の日本ではあり得ない選択である。

当該サイトの About にある ALLIANCE PRINCIPLES 実にわかりやすい英語で示されている。日本の保守は五箇条の御誓文を誇っているが,現代語の解説がないとチンプンカンプンである。江戸末期の日本人でも理解できるのはどれだけだろうか。
一 廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スヘシ  
一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ經綸ヲ行フヘシ  
一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス  
一 舊來ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ  
一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ我國未曾有ノ変革ヲ爲ントシ朕躬ヲ以テ衆ニ先ンシ天地神明ニ誓ヒ大ニ斯國是ヲ定メ萬民保仝ノ道ヲ立ントス衆亦此旨趣ニ基キ協心努力セヨ
日本の民主主義は明治維新からとTVで明治天皇の玄孫が力説しているがウソだな。上から目線じゃないか。どこに革命民主の精神があるというのだ。庶民にわかる言葉で宣言しなければならない。民主主義は祝詞でもなければお経でもない。各州の州章がまたそれぞれ特色があると知って,まさに連邦,我々の知っているステレオタイプは通用しない。あらためて日本は中央集権国家と認識を新たにした。

希望の党が崩壊して国民民主党ができたけど,プリンシプルはどうもないようだ。サイトの綱領を読んだら,何か戦後の中高校の校則みたいだ。自民の対抗勢力は到底無理だな。自民には農本主義が息づいているが,国民民主には感じられない。何故綱領に脱原発を書き込めなかったのか。電機労連とか電力労連に配慮したのだろう。実態は労働組合の既得権益護持政党に過ぎないようだ。「国民」民主党と「自由」民主党,実に皮肉な党名だ。単に「労働」と「農」では時代にそぐわないのか。

西欧の宗派対立から党派が生れたので仕方ない面もあるけど,幕末には勤王佐幕,攘夷開国を巡りそれなりに支配層では国是について論争し,内戦も起きた情熱はどこへ消えたのだろう。家人がドイツ製作の "Er ist wieder da" をレンタルしてきたので見たら,再生したヒトラーがまともなのは緑の党だけだと言っていたのが,実に皮肉だ。Wiki によれば,緑の党の原点は実際右翼だった。細川,小泉が反原発になるのも半ば当然か。農本主義=反原発 になるのだろう。実は農業そのものが環境破壊である。Culture の語源は耕起である。カルト Cult は合衆国での用法が世界に広まり,どこでも排斥が始まった。日本だと統一教会はカルト扱いだから,正統と異端は置かれた環境で異なる。ウクライナがイエス降誕祭を東方教会の1月から西方教会の12月も可とするようになった。

農業はエコでもなければ,有史来地球環境破壊の歴史だった。これが事実か。肥沃だったレバントは1000 年紀に渡る潅水により塩害で農地が失われた。華北は乾燥化が進み,森林どころか草原も失われた。鉄器と火がもたらす破壊を古代インド人はベーダに記した。毎年,ドイツ一国の人口が増えている。地球温暖化は避けられない事実として,生存を賭けた民族の大移動が開始される。

単なる地理用語だった Hinterland 後背地をナチスはドイツ人生存のための東方植民レーベンラウムと同一視した。西田はこの考えを容認した。「郷土」と言い換えた。日本では安っぽい地政学が大流行りだ。生存圏とハイマートを一体化させるのは当たり前のようで危険だ。EU はドイツを先頭に必死で抑え込もうとしているが,極右の台頭に破裂寸前だ。残念ながら,日本も同様になるだろう。地球温暖化啓蒙ビデオと「帰ってきたヒトラー」を見ると人類に叡智はないのだと実感する。

郷土愛は弊害の方が大きい。古代ユダヤ族は捕囚から帰還すると,シオンの丘を律法に記述した。仮想の望郷の丘であったのが,2500 年後にシオニズムの土台になった。民族が土地を争うのは宿痾なのだろうか。世界政府ができないうちに,環境変動によりまたも民族移動が勃起するだろう。過去には漢帝国とローマ帝国が滅んだ。
心の奥底に秘めた
ユダヤ教徒の魂が切望するは 
眼差し向かう東の地 シオン
二千年の我等の望み
今だ失われず
祖国にて自由を勝ち取らん
シオンの地 そして エルサレム
上記は「希望」と題されたイスラエル国歌である。世界で最も美しい国歌のひとつではないか。トランプはエルサレム首都を是認した。驚いたことに国内に殆ど異論はないようだ。国連決議がいかにむなしいか。日本はこの大国の動向に細心の注意が必要だ。憲法改正の前に諜報機関の設立だよね。

マルサスが聖書世界観から脱却して人口論を提唱したのが 1798 年だった。21世紀になっても人口と食糧の関係は危機的だ。眞子さまの結婚問題とか安倍昭恵夫人の国会騒動をみると,日本は平和だと実感する。トーマスモアが何処にもないユートピアを極東付近に措定したのは慧眼だった。3.11 のように突如,難民危機,食糧危機そしてエネルギ危機が襲ったら我が国はどう対処するのだろう。2,30 年後には起こりそうだ。日本人の習いとして周りに建設される投資目当てのマンションアパートをみて中国の鬼城を笑えない。金利がゼロだから仕方がないか。

地球環境と人口に関し,西欧の相反する結論を見出した学者に共通するのは,遷移するフェーズ,過渡期が重要だと述べている。何か拍子抜けのする結論である。これはシステム科学の古典的問題だろう。文明を生物の生態に置き換えられるのかどうか。ヒトが生態系の上に乗っかっているのは認めるが,人間には自由意志がある。初期値により各フェーズの値が決まるものでもなかろう。広大な合衆国に居住していると,楽観的になるのだろうか。どこか絶対神がもたらすような摂理を信じているのではないか。絶対神を思い描けない我々にはなじめない。

ダイアモンドの文明の崩壊は社会が規定するという考えは,日本にも当てはまりそうだ。現代日本の規範統治の根幹は天皇と官僚制である。国民民主党の綱領には天皇の語句もない。財源をどうするのか。税をどうするのか。彼らは政治家なのに考える事はないのだろうか。こんな政党が国会をダメにするのだろう。合衆国と日本は何が同じで何が異なるのかを考えていない筈はない筈なのだが,戦前の陸海軍と似た状況に陥るのは何故か。

プリンシプルはないけど,方向性を読むと多少は政策が理解できた。頭がいいのにプリンシプルにまとめられないのは何故だろう。日本人は原理原則が嫌いなのだろう。。。しかし,これを呼びかけるのは党首でもできないのではなかろうか。自民党と何が違うのだろう。やはり天皇官僚制と農本主義か。小池百合子の好きなガバナンスなのね。ガバナンスのない政党が政権を担うとどうなるのか。要するに戦前同様,官僚がガバナンスするという事かと納得する。

気になるな。何でプリンシプルにまとめられないのか。指導者選抜が上手くいかない。国政選挙が少ないせいもあるかもしれない。合衆国下院は2年毎に改選される。

参考
2018/06/01

梯子の代用とフック

今年のゴーヤネットを高くしたいが,ネットを取り付けるための梯子がない。何回かブログで書いたけど,子供の頃 父親が屋根の上に登り作業する際,登らしてもらえるのが嬉しかった。滑らないようにゴム長を履いたのかもしれない。このご時世に自宅の屋根に登る父親がどれだけいるか。

ゴーヤの腕とアンテナ用の金属棒の先に紐を通すカギ先として割りばしを取り付け,さらにその先にリングを取り付けた。雨樋受けのフックに割りばしを通し,フックを取り付けたアンテナ支持棒に紐を引っ掛けて紐を通した。
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第二次世界大戦時,日米海軍は洋上給油を実施したが,海戦では明暗を分ける事が多々あった。日本海軍は縦引きで米海軍は横引きだった。海自は横引きである。縦引きは給油艦が紐付き浮きを後方に流し,後続の艦が引き上げるのだろうか。横引きだと,ひも付き弾体を併進する艦に向かって射出する。単純に考えれば,横引きだと2隻同時に給油できる。海自が縦引きを止めたのは自明だろう。記録映像をみると,航海中でも士官の移動,物資の移動にもリフトとして米海軍が運用している。下の写真は東京初空襲に向けて中部太平洋を進撃する空母エンタプライズに給油する様子だ。日本海軍哨戒部隊に発見されると,機動部隊は給油艦と駆逐艦を切り離し,空母と巡洋艦のみで高速突進した。
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下の写真の右側は空母レキシントンである。海軍兵から Lady Lex と呼称され愛された。何回も書いたけど,米海軍は今も昔も志願兵から構成されている。父は海軍に徴兵された。強制徴募の軍隊と志願兵ではどちらが優れているか。古代ギリシャを西欧文明とすれば,アレキサンドロスは武装市民兵を率い,ペルシャ王は奴隷兵を率いていた。合衆国民にはこの史実が日本の古代朝鮮侵攻と同じくらい神話化している。現代のイランがペルシャだ。奴隷兵の後方には督戦隊がいた。悪名高いのはソ連共産党政治将校の督戦だろうか。日本陸軍司令部の督戦に反旗を翻した師団長がいた。インパールの佐藤中将だ。抗名事件として有名だ。日大フットボール不祥事では,監督に抗命したコーチ選手は一人もいなかった。ドイツ連邦軍はナチス時代の反動か,兵士の抗命を認めている。

将校には意見具申の権利があるが,一般の兵士にはない。下士官が群れて抗命する事が米軍ではあり得る。無能な将校が排除されるメリットもある。米潜艦長は無能として何人も更迭されている。抗命するからには軍法裁判のリスクがある。判事は提督,師団長あるいは部隊長だからかなりのリスクである。阪大にはハラスメントを訴える仕組みがあった。日大はどうだったのだろう。

幕末の老中阿部は危機に際して,公論を認めたが,大老井伊は正反対に安政の大獄として弾圧した。大戦前,政党政治が行き詰り軍官僚と革新官僚が政治を壟断した。佐川前局長は不起訴だそうだ。後は,民事で争うしかない。合衆国司法省は Justice である。正しい,丁度の意味がある。中華文化圏だと「道理」だろうか。道理のない制度は金がなくなると,瓦解する。日本はその過渡期なのかもしれない。軍隊も会社も学校もお金の給配が途絶えると,簡単に消滅する。日本の法務省は Legal 部門であって,Justice は求められていないのかもしれない。中国には道理がなくなり,政治が乱れると「革命」が起きるという思想があった。民主主義では平和裏に政権交代が起きる制度が組み込まれている。日本の自公政権がいつまで続くだろうか。アベノミクスのつけが次世代に回り,消費税率が 15% になる頃だろうか。軍事費増大がさらに財政赤字を悪化させる。周辺諸国との武力衝突を避けるためにも,朝鮮統一前に核兵器を準備したらどうだろうか。

オスマン朝の奴隷兵士イエニチェリ騎兵は精強だった。独身で金満家だった。西欧の騎士団みたいなものかもしれない。イエニチェリが妻帯して家族を養うようになり西欧騎士化すると,戦闘力を失った。自衛隊はどうかなと思う。仮想敵は PLA 韓国軍 露軍 そして北鮮軍である。
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米海軍は同一艦隊を司令部の構成が変わると,第3および第5艦隊と称した。寄港先ではなく,洋上でも実施した。カッターでの移動は波高が高いと難儀だっただろうから,日本海軍ではできない相談だ。軍艦の燃料が石炭から重油に変わり,米海軍は地道な努力を重ねていた。真珠湾作戦時の随伴給油艦の多さはこんなところにも影響を及ぼした。給油艦の数が同じなら,日本海軍は倍の時間を要した。合戦前に航続距離の短い駆逐艦への給油は必須だから,マリアナ沖海戦前の給油もそんな事情が反映していたのだろうと思う。